子どもが三人いると、支払いも補償も細かく増えていきます。カードを増やして得を取りにいくより、管理する場所を減らすほうが自分には重要でした。
JCB THE CLASSをメインカードに寄せているのは、家族の生活を一枚で見やすくするためでもあります。
3児の父としてカードは増やすより減らしたかった
クレジットカードの話になると、どのカードが何パーセント還元か、という方向に進みがちです。私はある時期から、その競争に少し疲れていました。3児の父として暮らしていると、増やすより減らしたい、という気持ちのほうが強くなっていったのです。
カードを何枚も持ち、それぞれにポイントや補償が分散していると、管理する対象が静かに増えていきます。どのカードで何を払ったか、どの補償がどこに付いているか。一つひとつは小さくても、家族の生活を回しながらそれを把握し続けるのは、地味に負担でした。
メインカードを一枚に寄せたい理由は、得を最大化するためというより、家族の支払いと補償を見失わないためです。
高還元より生活を守る決済基盤を選んだ
カードの選び方には、大きく二つの方向があると思います。高還元率を追う攻めの方向と、生活全般を一枚で支える守りの方向です。
私が重く見たのは、後者でした。数パーセントの還元を最大化することより、毎日の支払いと、もしものときの補償と、家計の見え方を、一つの基盤に寄せておくこと。そのほうが、家族の生活を回す土台としては安心できると感じました。攻めの数字は魅力的ですが、3人の子どもがいる暮らしでは、崩れにくさのほうが先に欲しくなります。
仕事柄、データや仕組みを扱う身でもあるので、基盤を固定して管理コストを下げる、という発想が自分の中にありました。決済も同じで、土台を一つに決めてしまえば、後の運用はずっと軽くなります。
複数カードの管理コストは見えにくい損失
複数のカードを使い分けること自体は、悪いことではありません。ただ、自分にとっては、その使い分けにかかる手間が、ポイントの得よりも重く感じられました。
| バラバラに持つと | 一枚に寄せると |
|---|---|
| どのカードで払ったか毎回考える | まず使う一枚が決まっている |
| 補償がどこに付くか把握しづらい | 補償も一枚にまとまる |
| 明細が複数に散る | 家計の流れを一か所で追える |
| 家族に説明しにくい | 短いルールで共有できる |
得をしているつもりでも、考える回数や確認の手間が増えていれば、それは見えにくい損失です。私はその損失のほうを、減らしたいと思いました。メインカードを一枚に寄せるのは、ポイントを取りにいく話というより、この管理コストを下げる話でした。
補償まで一枚に寄せると家族の備えが軽くなる
メインカードに寄せる利点は、決済とポイントだけではありません。カードに付く補償を、もとの支払いの延長で使えることも大きい点です。
我が家では、スマートフォンの補償や、家族の自転車の賠償責任といった備えを、メインカードの付帯サービスに寄せています。別々の保険を契約して管理するより、決済の基盤に紐づけておくほうが、増やさずに備えられます。実際にスマートフォンの保険を使った記録は JCB THE CLASSのスマホ保険を実際に使った記録 にまとめました。
子育て中は、考えることがいくらでも増えます。だからこそ、お金まわりの判断は、できるだけ少ない回数で済ませたい。補償まで一枚に寄せておくと、その回数が確実に減りました。
家族で共有できる単純なカード運用が強い
最終的にいちばん効いたのは、ルールが短くなることでした。基本はこの一枚で払う、通らないときだけ別の手段を出す。これだけなら、家族にも説明しやすく、自分が後から見返すときにも迷いません。
我が家では、妻にもTHE CLASSの家族カードを持ってもらい、妻のiPhoneとApple WatchのWalletに設定しています。妻の日常決済のほぼすべてがJCB側に寄ることで、家族の生活費が一つの流れとして見えやすくなりました。
自分だけが理解している複雑な運用は、長続きしません。3人の子どもがいる暮らしで続けられるのは、誰が見ても分かる単純な仕組みのほうでした。メインカードを一枚に寄せる理由は、得の最大化ではなく、生活の土台を共有できる形に整えることにあります。メインカードにして実際に何が変わったかは JCB THE CLASS をメインカードにして実際どう変わったか にも書いています。